4月のことですが、渋谷ラ・ロシェル(そう、あの鉄人坂井シェフのお店です♪)でフードフォトの撮影会があり、参加させていただきました。
料理が来る前のナプキンや、お品書き、グラス、カトラリーも大事な被写体。
前菜はどれにピントを合わせていいのやら迷う、迷う。
どれから食べてからいいのやら、迷うのと同じですね。
お魚料理はイトヨリ鯛。
旬のタケノコが添えられ、グリーンのソースは山椒の風味がとても美味しかった。
この一皿丸ごと、“春”。コースの中で一番感動しました♪
メインは仔牛フィレ肉の網焼き。2段になっているのが写真でわかるでしょうか?
上段はフォアグラです!
なんてリッチなんでしょう。
早く食べたくって落ち着いて写真が撮れませんでした。
デザートは苺のミルフィユとシャーベット、フルーツ、飴細工の盛り合わせ。これも、どこをどう撮っていいのかわからず苦戦。
セオリーに従ってミントの葉にピントを合わせたつもりでしたが、拡大すると合っていない~!
あとで、ほかの方の写真を拝見したら、どこか一部だけ大胆にトリミングされてました。
撮影会ってほんと勉強になります。
勉強と言えばこの日は川合麻紀先生が指導をしてくださり、後日ネット上でも参加者が撮った写真の講評をしてくださいました。背景のお皿の角度の安定感、お皿の切り方、明るさなど、全然気が回っておらず、ガッカリ。
「主役5割、背景5割の気の遣い方で」。
川合先生、このお言葉をこれから胆に銘じます!!
[フードフォト撮影のポイント]
・F2.0~4.0を目安に(皿の中はピントが合っている状態)
・露出補正で明るく
・グラスの飲み物は逆光で
・カトラリーは白く反射させる
・肉料理のソースは照りが光っていると美味しそうに
・背景の空間を他の皿やグラスで埋める
・皿の角度など安定感があるか確認
・背景の壁や椅子の色も効果的に利用
・白い服を着ていけば、自分がレフ版代わりに
・主役5割、背景5割の気の遣い方で